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読 書 会 案 内 

 
 
 
 
   
       読 書 会 会 場  かつしか青砥(詳細案内)
 
   2011年 10月ホームページ公開  
 
   2012年  1月 読書会開始                  


                2020年度 読書会日程   時間13:30~16:00
 
  ☆☆ 輪読 章 
 
  シルバーバーチの霊訓(7)

  5月10日 開催予定の読書会は新型コロナウィルス防止のため会場は使用不可となり、五月度読書会は中止いたします。

   6月  7日  2章  今なぜスピリチュアリズムか 
   7月12日 3章  戦地でも愛読された霊訓
   8月  9日  4章   若き軍人と語る
   9月13日  5章   懲罰と報復
  10月  日   6章   わが子に先立たれた
                 二組の夫婦と語る
       7章   真理は法律では縛れない
 

   
  場所 : 東京都葛飾区立石6-33-1 
                  最寄り駅 : 京成線 青砥駅  徒歩 : 5分  
          会場(消防法)の都合により 初参加の方はご一報ください
               かつしか青砥会場    シンフォニーヒルズ   別館 2F チェリー          


                                         
  
 
     
         
       
                      別館 入口
 
       
          
     
    使用図書は各自ご用意ください

 タブレットでお読みになる方が質問し易いように底本のぺージ数を入れました。

   ☆ SBの霊訓()は冊ストックあり先着名様にお貸しできます。


      二章 今なぜスピリチュアリズムか
℘24
 シルバーバーチの交霊会には時おりレギュラーメンバーのほかに新参者が招かれる。その日も一人の招待客が出席していた。その客の質問に対するシルバーバーチの答えは、さながらスピリチュアリズムの要約の観があるので紹介しよう。

 「私たち霊団の仕事の一つは、地上へ霊的真理をもたらすことです。これは大変な使命です。霊界から見る地上は無知の程度がひどすぎます。その無知が生みだす悪弊は見るに耐えかねるものがあります。それが地上の悲劇に反映しておりますが、実はそれがひいては霊界の悲劇にも反映しているのです。

地上の宗教家は、死の関門をくぐった信者は魔法のように突如として言葉では尽くせない程の喜悦に満ちた輝ける存在となって、一切の悩みと心配と不安から解放されるかに説いていますが、それは間違いです。真相とはほど遠い話です。

 死んで霊界へ来た人は───初期の段階においては───地上にいた時と少しも変わりません。肉体を棄てた───ただそれだけのことです。個性は少しも変わりません。性格は全く一緒です。習性も特性も性癖も個性も地上時代そのままです。利己的な人は相変わらず利己的です。

貪欲な人は相変わらず貪欲です。無知な人は相変わらず無知のままです。悩みを抱いていた人は相変わらず悩んでいます。少なくとも霊的覚醒が起きるまではそうです。
℘25
 こうしたことが余りに多すぎることから、霊的実在についてある程度の知識を地上に普及させるべしとの決断が下されたのです。そこで私のような者が永年にわたって霊的生命についての真理を説く仕事にたずさわってきたわけです。

霊的というと、これまではどこか神秘的な受けとられ方をされてきましたが、そういう曖昧なものでなしに、実在としての霊の真相を説くということです。そのためには何世紀にもわたって受け継がれてきた誤解、無知、偏見、虚偽、偽瞞、迷信───要するに人類を暗闇の中に閉じ込めてきた勢力のすべてと闘わねばなりませんでした。

 私たちはそうした囚れの状態に置かれ続けている人類に霊的解放をもたらすという目的を持って一大軍団を組織しました。お伝えする真理はいたって単純なものですが、それにはまず証拠になるものをお見せすることから始めなければなりません。

 すなわち偏見を棄てて真摯な目的、真実を知ろうとする欲求を持って臨む者なら誰にでも得心がいくものであることを明らかにしなければなりません。あなた方の愛する人々はそちら側からそのチャンスを与えてくれさえすれば、然るべき通路(霊媒)を用意してくれさえすれば、死後もなお生き続けていることを証明してくれます。

 これは空想の産物ではありません。何千回も何万回も繰り返し証明されてきている事実を有りのままに述べているまでです。
℘26
もはや議論や論争のワクを超えた問題です。もっとも、見ようとしない盲目者、事実を目の前にしてもなお認めることができなくなってしまった、歪んだ心の持ち主は論外ですが。

 以上が第一の目的です。〝事実ならばその証拠を見せていただこう。われわれはもはや信じるというだけでは済まされなくなっている。あまりに永い間気まぐれな不合理きわまる教義を信じ込まされてきて、われわれは今そうしたものにほとほと愛想をつかしてしまった。

われわれが欲しいのはわれわれ自身で評価し、判断し、測定し、考察し、分析し、調査できるものだ〟───そうおっしゃる物質界からの挑戦にお応えして、霊的事実の証拠を提供するということです。

 それはもう十分に提供されているのです。すでに地上にもたらされております。欲しい人は自分で手にすることができます。それこそが私がこれまであらゆる攻撃を耐え忍び、これからもその砦となってくれる〝確定的事実〟というスピリチュアリズムの基礎なのです。もはや、〝私は信じます。私には信仰というのがあります。

私には希望があります〟といったことでは済まされる問題ではなくなったのです。〝事実なのだからどうしようもありません。立証されたのです〟と断言できる人が数え切れないほどいる時代です。
℘27
 人類史上初めて宗教が実証的事実を基礎とすることになりました。神学上のドグマは証明しようのないものであり、当然、議論や論争がありましょう。が、死後の存続という事実はまともな理性を持つ者なら必ず得心するだけの証拠が揃っております。

しかし、証明された時点から本当の仕事がはじまるのです。それでおしまいとなるのではありません。まだその事実を知らない人が無数にいます。その人たちのために証拠を見せてあげなくてはなりません。少なくとも死後にも生命があるという基本的真理は間違いないのだという確証を植え付けてあげる必要があります。

 墓の向こうにも生活があるのです。あなた方が〝死んだ〟と思っている人たちは今もずっと生き続けているのです。しかも、地上へ戻ってくることもできるのです。げんに戻ってきているのです。しかし、それだけで終わってはいけません。

死後にも生活があるということはどういうことを意味するのか。どういう具合に生き続けるのか。その死後の生活は地上生活によってどういう影響を受けるか。二つの世界の間にはいかなる因果関係があるのか。

 死の関門を通過したあと、どういう体験をしているのか。地上時代に口にしたり、行ったり心に思ったりしたことが役に立っているのか、それとも障害となっているのか。こうしたことを知らなくてはいけません。
℘28
 また、死後、地上に伝えるべき教訓としていかなることを学んでいるのか。物的所有物のすべてを残していった後に一体何が残っているのか。死後の存続という事実は宗教に、科学に、政治に、経済に、芸術に、国際関係に、はては人種差別問題にいかなる影響を及ぼすのか、といったことも考えなくてはいけません。

そうなのです。そうした分野のすべてに影響を及ぼすことなのです。なぜなら、新しい知識は永い間人類を悩ませてきた古い問題に新たな照明を当ててくれるからです。
 いかがです?大ざっぱに申し上げた以上の私の話がお役にたちましたでしょうか」

 「お話を聞いて、すっきりと理解がいったように思います」

 「もう一つ申し上げたいことがあります。そうした問題と取り組んでいく上において私達は暗黒の勢力と反抗勢力、そして、そうした勢力に加担することで利益を確保している者たちに対して間断なき闘いを続けていかねばなりませんが、同時に、不安、取越苦労といった〝恐怖心〟との闘いも強いられているということです。

 地上の人間と霊界の人間との間にはその関係を容易にする条件と、反対に難しくする条件とがあります。
℘29
誤解、敵意、無知、こうした障害はお互いの努力によって克服していけるものです。そのために私たちが存分に力を発揮する上で人間側に要求したい心の姿勢というものがあります。あなた方は肉体を携えた霊であり、私たちは肉体のない霊です。そこに共通したものがあります。〝霊〟というつながりです。

 あなたも今この時点において立派に霊的存在なのです。死んでから霊的存在となるのではありません。死んでから霊体をさずかるのではありません。死はただ単に肉体という牢獄から解放するだけです。小鳥が鳥カゴを開けてもらって大空へ飛び立つように、死によってあなた方は自由の身となるのです。

 基本的にはあなた方人間も〝霊〟としてのあらゆる才能、あらゆる属性、あらゆる資質が具わっております。今はそれが未発達の形で潜在しているわけです。もっとも、わずかながらすでに発現しているものもあります。

その未発達のものをこれからいかにして発現していくか、本当のあなたを表現していくにはどうしたらよいか、より大きな自我を悟り、神からの素晴らしい遺産を真に我がものとするにはどうすればよいかを私たちがお教えすることができるのです。

 しかし、いかなる形にせよ、そうした使命を帯びて地上へ戻ってくる霊は、必然的にある種の犠牲を強いられることになります。
℘30 
なぜならば、そのためには波長を地上の低い波長に合わさなければならない───言いかえれば、人間と接触するために霊的な波長を物的な波長へと転換しなければならないからです。

 人類の大半を占める人たちがまだ霊的なものを求める段階まで達していません。言いかえれば、霊的波長を感受する能力を発揮しておりません。ごく少数の人たちを除いて、大部分の人々はそのデリケートな波長、繊細な波長、高感度の波長を感じ取ることが出来ないのです。

 そこで私たちの方から言わば階段を下りなければならないのです。そのためには当然、それまで身につけた霊的なものの多くをしばらくのあいだ置き去りにしなければなりません。

 本当ならば人間側にも階段を上がってもらって、お互いが歩み寄るという形になれば有難いのですが、それはちょっと望めそうにありません。

 しかし、人間が霊的存在であることに変わりはありません。霊的資質を発揮し、霊的な光輝を発揮することが出来れば、不安や疑いの念などはすべて消滅してしまいます。霊は安心立命の境地において本来の力を発揮するものです。

 私たちが闘わねばならない本当の敵は無用の心配です。それが余りに多くの人間の心に巣くっているのです。単なる観念上の産物、本当は実在しない心配ごとで悩んでいる人が多すぎるのです。
℘31 
そこで私は、取越苦労はおやめなさいと、繰り返し申し上げることになるのです。

自分の力で解決できないほどの問題に直面させられることは決してありません。克服できない困難というものは絶対に生じません。重すぎて背負えないほどの荷物というものは決して与えられません。しかも、あふれんばかりの自信に満ちた雰囲気の中で生きていれば、霊界から援助し、導き、支えてくれるあらゆる力を引き寄せることになるのです。

   
このように、霊的な問題は実に広大な範囲にまたがる大きな問題なのです。人生のあらゆる側面にかかわりを持っているのです。ということは、これからという段階にいらっしゃるあなたには、探検旅行にも似た楽しみ、新しい霊的冒険の世界へ踏み込む楽しさがあるということでもあるのです。どうか頑張ってください」

 「死後どのくらいたってから地上へ戻って来るのでしょうか」

 「それは個々の事情によって異なります。こちらへ来て何世紀にもなるのに自分の身の上に何が起きたかが分からずにいる人もいます」
℘32
  
「自分が死んだことに気づかないのです」 とレギュラーメンバーの一人が口添えをするとシルバーバーチが───

 「一方にはちゃんとした霊的知識を携えた人もいます。そういう人は、適当な霊媒さえ見つかれば、死んですぐにでもメッセージを送ることはできます。そのコツを心得ているのです。このように、この問題は霊的知識があるか否かといった条件によって答えが異なる問題であり、単純にこうですとはお答えできません。

 私たちが手を焼くのは、多くの人が死後について誤った概念を抱いたままこちらへ来ることです。自分の想像していた世界だけが絶対と思い、それ以外ではあり得ないと思い込んでいます。一心にそう思い込んでいますから、それが彼らにとって現実の世界となるのです。私たちの世界は精神と霊の世界であることを忘れないでください。思ったことがそのまま現実となるのです」

 ここでシルバーバーチはレギュラーメンバーの中で心霊治療能力を持っている人にひとこと助言してから、再びその新参者に───

 「この心霊治療というのも私たちの大切な仕事の一つなのです。治療家を通路として霊界の治癒エネルギーが地上の病的身体に注がれるのです。
℘33
このように私たちの仕事は、いろんな側面、いろんな分野を持った、ひじょうに巾の広い仕事です。初心者の方は面食らうこともあると思いますが、間違い無く真理であり、その真実性を悟られた時にあなたの生活に革命が起こります。


 宗教の世界では〝帰依〟ということを言います。おきまりの宣誓文句を受け入れ、信仰を告白する──それでその宗教へ帰依したことになるというのですが、本当の帰依というのは霊的真理に得心がいって、それがあなたという存在の中にしっくりと納まることをいうのです。

 その時からその人は新しい眼を通して、新しい確信と新しい理解とをもって人生を見つめます。生きる目的が具体的に分かるようになります。神が全存在のために用意された計画の一端がわかりはじめるからです。

 ある人は政治の分野において生活の苦しい人々、社会の犠牲となっている人々、社会に裏切られた人々、よるべなき人々のためにその霊的知識を生かそうと奮い立ちます。ある人は宗教の世界へ足を踏み入れて、死に瀕している古い教義に新しい生命を吹き込もうとします。

ある者は科学の実験室に入り、残念ながらすっかり迷路にはまってしまった科学者の頭脳に霊的なアイディアを吹き込もうと意気込みます。また芸術の世界へ入っていく者もいることでしょう。
℘34
 要するに霊的真理は人生のすべての分野に関わるものだということです。それは当然のことです。なぜなら生命とは霊であり、霊がすなわち生命だからです。霊が目を覚まして真の自分を知った時、すなわち霊的意識が目覚めたとき、その時こそ自分とは何者なのか、いかなる存在なのか、なぜ存在しているのかということに得心がいきます。

   
それからの人生はその後に宿命的に待ち受ける、より豊かでより大きな生命の世界への身支度のために〝人のために自分を役立てる〟ことをモットーとして生きるべきです。

 どうぞこれからも真理探求の旅をお続けください。求め続けるのです。きっと与えられます。要求が拒絶されることは決してありません。ただし、解答は必ずしもあなたが期待した通りのものであるとはかぎりません。あなたの成長にとって最善のものが与えられます」

 最後に出席者全員に向かって次のような別れの言葉を述べた。

 「われわれは大いなる神の計画の中に組み込まれていること、一人ひとりが何らかの存在価値を持ち、小さすぎて用の無い者というのは一人もいないこと、忘れ去られたりすることは決してないことを忘れないようにしましょう。
℘35
  
そういうことは断じてありません。宇宙の大霊の大事業に誰しも何らかの貢献ができるのです。霊的知識の普及において、苦しみと悲しみの荷を軽くしてあげることにおいて、病を癒してあげることにおいて、同情の手を差し伸べることにおいて、寛容心と包容力において、われわれのすべてが何らかの役に立つことができるのです。

 かくして各自がそれぞれの道において温かき愛と悠然たる自信と確固たる信念を持って生き、道を失った人々があなた方を見て、光明への道はきっとあるのだと、感じ取ってくれるような、そういった生き方をなさってください。それも人のために役立つということです。では、神の祝福の多からんことを」

 その日の交霊会はそれで終わり、続いて次の交霊会に出たシルバーバーチは、その間に帰っていた本来の上層界での話に言及してこう述べた。

 「いつものことながら、いよいよ物質の世界に戻ることになった時の気分はあまり楽しいものではありません。課せられた仕事の大変さばかりが心にあります。しかし皆さん方の愛による援助を受けて、ささやかながら私の援助を必要としている人たち、そしてそれを受け止めてくださる人たちのために、こうして戻ってくるのです。
℘36
 これまでのしばしの間、私は本来の住処において私の僚友とともに過ごしてまいりましたが、どうやら私たちのこれまでの努力によって何とか成就できた仕事についての僚友たちの評価は、私が確かめたかぎりにおいては満足すべきものであったようです。これからも忠誠心と誠実さと協調精神さえ失わなければ、ますます発展していく神の計画の推進に挫折が生じる気遣いは毛頭ありません。

 その原動力である霊の力が果たしてどこまで広がり行くのか、その際限を推し量ることは私にもできません。たずさわっている仕事の当面の成果と自分の受け持ちの範囲の事情についての情報は得られても、その努力の成果が果たして当初の計画どおりに行っているのかどうかについては知りませんし、知るべき立場にもないのです。

私たちの力がどこまで役立っただろうか───多くの人が救われているだろうか、それとも僅かしかいなかっただろうか───そんな思いを抱きながらも私たちはひたすら努力を重ねるだけなのです。しかし上層界にはすべての情報網を通じて情報を集めている霊団が控えています。必要に応じて大集会を催し、地上界の全域における反応をあらゆる手段を通じてキャッチして、計画の進捗具合を査定し評価を下しているのです。
℘37
 かくして私たちにすら知り得ない領域において、ある種の変化がゆっくりと進行しつつあるのです。暗闇が刻一刻と明るさを増しつつあります。霧が少しずつ晴れていきつつあります。モヤが後退しつつあります。無知と迷信とドグマによる束縛と足枷から解放される人がますます増えております。

自由の空気の味を噛みしめております。心配も恐怖もない雰囲気の中で、精神的に、霊的に自由に生きることのすばらしさに目覚めつつあります。自分がこの広い宇宙において決して一人ぼっちでないこと、見捨てられ忘れ去られた存在でないこと、無限なる愛の手が常に差しのべられており、今まさに自分がその愛に触れたのだということを自覚し、そして理解します。

人生は生き甲斐のあるものだということを今一度あらためて確信します。そう断言できるようになった人が、今日、世界の各地に広がっております。かつてはそれが断言できなかったのです。

 こうしたことが私たちの仕事の進捗具合を測るものさしとなります。束縛から解放された人々、二度と涙を流さなくなった人々がその証人だということです。これから流す涙はうれし涙だけです。

心身ともに健全となった人々、懊悩することがなくなった人々、間違った教義や信仰が作り出した奴隷状態から逃れることが出来た人々、自由の中に生き、霊としての尊厳を意識するようになった人々、こうした人達はみな私たちの努力、人類解放という気高い大事業に携わる人たち全ての努力の成果なのです。
℘38
 これからもまだまだ手を差し伸べるべき人が無数にいます。願わくは私たちの手の届く限りにおいて、その無数の人々のうちの幾人かでも真の自我に目覚め、それまで欠けていた確信を見出し、全人類にとって等しく心の拠りどころとなるべき永遠の霊的真理への覚醒をもたらしてあげられるように───更生力に富み活性力と慰安力にあふれ、

気高い目標のために働きかける霊の力の存在を意識し、代わって彼らもまたいずれはその霊力の道具となって同じ光明をますます広く世界中に行きわたらせる一助となってくれるよう、皆さんとともに希望し、祈り、決意を新たにしようではありませんか。

 真理はたった一人の人間を通じてもたらされるものではありません。地球上の無数の人々を通じて滲透していくものです。霊力の働きかけがある限り人類は着実に進歩するものであることを忘れないでください。今まさに人類は霊的遺産を見出し始め、霊的自由をわがものとし始めました。

そこから湧き出る思い、駆り立てられるような衝動、鼓舞されるような気持ちは強烈にして抑え難く、とうてい抑え通せるものではありません。霊の自由、精神の自由、身体の自由にあこがれ、主張し、希求してきた地球上の無数の人々を、今、その思いが奮い立たせております。
℘39
 こうして、やがて新しい世界が生まれるのです。王位は転覆され、権力的支配者は失脚し、独裁者は姿を消していきます。人類はその本来の存在価値を見出し、内部の霊の光が世界中に燦然と輝きわたることでしょう。

 それは抑え難い霊的衝動の湧出(ユウシュツ)によってもたらされます。今まさにそれが更生の大事業を推進しているのです。私がけっして失望しない理由はそこにあります。私の目に人類の霊的解放というゴールへ向けての大行進が見えるからです」

    
ここでメンバーの一人が 「歴史を見ても人類の努力すべき方向はすでに多くの模範が示してくれております」 と言うと、

 「そうなのです。訓えは十分に揃っております。いま必要なのはその実行者です」と述べ、最後にこう締めくくった。

 「そこで、その実行者たるべきわれわれは、悲しみに打ちひしがれた人々、重苦しい無常感の中にあって真実を希求している無数の人々の身の上に思いを馳せましょう。われわれの影響力の行使範囲まで来た人々に精一杯の援助を施し、慰めを与え、その悲しみを希望に変え孤独感を打ち消して、人生はまだお終いではないとの確信を持たせてあげましょう。
℘40
 無限の宝を秘めた神の貯蔵庫から霊力を引き出しましょう。われわれに存在を与え給い、みずからのイメージに似せて創造し給い、神性を賦与してくださった大霊の生きた道具となるべく、日常生活においてわれわれ自身を律してまいりましょう。

われわれがその大霊の計画の推進者であることを片時も忘れず、謙虚さと奉仕の精神と、託されたその信託への忠誠心を持って臨む限り何一つ恐れるものはないこと、いかなる障害物も太陽の輝きの前に影のごとく消滅していくとの確信のもとに邁進いたしましょう」

                


 
 
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